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2016'09.24 (Sat)

●「マツコ&有吉の怒り新党」『「私が~すると悪いことが起こる!』を担当しました。2016.9.21放送●


神戸は徐々に涼しくなってきました。(^^)

朝はちょっと涼しすぎるように感じますし、
昼間は、歩けば暑く感じたりします。

なんて、文句みたいに言ってます。

そもそも当然に
こういうときが最も心地よい気候です。
良い部分、心地よさをじっくり感じ、
ありがたく思い過ごすのがよいと思うところです。

さて、前回2016.9.7放送に引き続き
解説を担当させていただきました
テレビ朝日 2016.9.21放送「マツコ&有吉の怒り新党」の報告です。

今回、最初にテレビ朝日のディレクターさんから依頼のあったご相談は、
「私の働いた職場がことごとく潰れてしまう。もう怖くて働けない。」など
といったものでした。

マツコ 怒り新党 自己関連付け 過度の一般化 認知行動療法 認知療法 認知のゆがみ 神戸臨床心理オフィス 臨床心理士 内田智章

マツコ 怒り新党 自己関連付け 過度の一般化 認知行動療法 認知療法 認知のゆがみ 神戸臨床心理オフィス 臨床心理士 内田智章

資料作成やレクチャーをさせていただきました。

テレビの放送部分は一瞬ですので、
以下、かいつまんでですが、説明します。

(ケース1:相談)
「私は、今までバイトしてきたお店が、ことごとく潰れてしまうことに悩んでいます。
薬局、飲食店、カフェ…。また働く所がつぶれるかと思ったら怖くなり、働けません。
考えすぎなのでしょうか。」

(ケース2:発言)
「私が試合を見に行くと、負ける。だから、見に行かない。」

(ケースに対する説明)
自己関連付け」という心理学用語(概念)が該当します。

認知療法の考案者,アメリカの精神科医アーロン・ベックの唱えた
認知のゆがみ(=体系的な推論の誤り)」のひとつ
自己関連付け」に該当

マツコ 怒り新党 自己関連付け 過度の一般化 認知行動療法 認知療法 認知のゆがみ 神戸臨床心理オフィス 臨床心理士 内田智章

(説明続き)
アメリカの精神科医アーロン・ベックが,認知療法を考案する際に提唱した概念です。
人間は,同じ事象に出会っても,捉え方の違いにより,感情面,そして行動が人により異なります。その「ものごとの捉え方」を「認知」と言います。

その「認知の癖」について,不具合を生じさせる場合は「認知のゆがみ(=体系的な推論の誤り)」と説明します。
代表的な「認知のゆがみ(=体系的な推論の誤り)」のひとつに
自己関連付け」というものがあります。
「自分と関係の無い出来事を,自分と関連づけて考える」考え方です。

自責の念に駆られて苦しくなったり,不適応状態を生じさせやすいとされてます。

ポジティブな結果ですむのでしたら,便利な歪みですが,
その場合でも,行き過ぎるとやはり,何らかの不具合が生じると予想されます。

今回,2つのケースとも,客観的に自分と関係の無い出来事ですので,
「確率的になぜかそうなんだよ。」という笑い話,話のネタ
程度ですませておくことが良いかと思います。

そうでないと,主張しすぎて周囲から「自意識過剰じゃないの?」と思われたり,
或いは,上述の自責の念に駆られて自身が苦しくなったりする危険性があります。

追加すると「自己関連付け」 に加えて、
過度の一般化」という概念も作用していると考えると丁寧かと思います。

過度の一般化」・・・少しの良くないこと(良いこと)が起こると、全てが良くないこと(良いこと)だと決めつけてしまうこと。

今回のケースに関しては、「たまたま」が「絶対」にと、個人の中で極端に変化しています。
ある種の妄想の成立過程と似ています。
しかし、生活や社会に支障を及ぼす程度では全くないので、
「自己関連付け」と「過度の一般化」をしていると自己分析して、
その感覚にとらわれないように心掛けること、
或いは、遊び心で楽しむことが対処法と考えます。

「自己関連付け」自体は、悪いものでは決してなく、むしろ必要とも言える捉え方・考え方です。
何か出来事が起こった場合、基本的に環境は変えられないものなので、
自分の行動を変えたり、捉え方を変えたりして、
「次へのより良い行動につなげていく反省の機会」
となります。

ただし、程度が問題で、出来事は様々な要因があるにもかかわらず
「全て自分が悪い」、
「そんな自分はダメな最低な人間だ」と考えてしまい、
良い展開に繋げていけない捉え方・考え方のパターンは「悪い自己関連づけ」と言えます。

ケース2の「私が見に行くと、負け試合になる」にあるように、
客観的に見て
「自分の言動が全く出来事に作用を及ぼさない(客観的な因果関係は常識的に認められない)」
とわかりきったことでも、
「自分が悪い」と著しく思ったり、
自分の行動を変えてそれが健康的な行動でない場合(閉じこもってしまうなど)であれば改善の要ありです。

ネタや笑いにつながるのであれば、もちろん問題ありません。

特に自己肯定感が著しく下がったり、自己否定の念が大きいものなどは、
心身や社会性に様々な支障を来すことも多く、極端な思考を伴う場合は注意が必要です。

自己関連付けは、ネガティブなものだけなでく、
ポジティブな「おめでたい」ものもあります。

あとからの振り返りでいいので、気分の変調と出来事を冷静に、
客観的に捉え直す習慣を得られるようこつこつと取り組みましょう。

------------------------------------
自己関連付けの例

(ネガティブな例)
・私が行くと、雨が降る。(雨男・雨女)
→みんなに迷惑がかかる。だから、私は行く資格がない。
・道ですれ違った人が笑っていた。→私が何か変なことをしたからではないか。
・向こうにいる人たちがこそこそと話をしている。→私の失敗や容貌を揶揄しているのではないか。
・あのアイドルが事故に遭った。→私が他のアイドルに浮気(※単に応援)していたからだ。→私は許せないひどい人間だ。

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(ポジティブな例)
・道ですれ違った人が笑っていた。
→私が素敵だから。
・向こうにいる人たちがこそこそと話をしている。
→私が「できる」、「かっこいい」と噂している。
・彼(彼女)が成功した。
→私のおかげ。(直接の接点はない場合でもそう思う)
・舞台上の俳優さんが笑った。
→私を見て気に入ったから。私ひとりを特別に見ていてくれる。

(望ましい考え方の例)
・道ですれ違った人が笑っていた。

何か嬉しいことがあったのかも知れないし、
思い出し笑いかも知れない。
私が何か変だったかもしれないし、
他者や他の物事が変だったかもしれない、
私の表情が良かったかもしれないし、
いろいろな要因が考えられる。
笑いにもいろいろある。
推測憶測で断定はもちろんできない。
私は私の直感と論的推理を信じ、
私の中の最善の選択を続けていこう。
それと、まあできるだけ誤解されないような爽やかな笑顔を心がけよう。
---------------------------------------

 認知(行動)療法において、認知の変容を目指すことも多いのですが、
「捉え方を変える、修正する」と考えると、
「わかっているのにやめられない。」
 そんな循環に入ってしまうことが
少なからずあります。

むしろ、
自己を客観的にモニターする「セルフモニタリング」に加えて、
「捉え方のパターンを自分の中に増やす。」
という視点が重要な場合が多いと考えています。

(^^;)
長文すみません。m(_ _)m
思い切りはっしょったつもりが、冗長になったようです。m(_ _)m
このあたりが、極限までにシンプルにするという
テレビにかなわないところかもしれません。(^^)

徒然日記ですので、ご容赦くださいませ。m(_ _)m

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